今回は、石跳川を装束場まで詰め、北東に伸びる尾根を行く。
登り出しは緩やかだが、1421mのピークまでは距離は短いものの急坂上りになる。その後の山頂稜線は朝日連峰を正面に、月山を左手に据えながらの絶景ルート。山頂手前で50mほど急降下になる。そこでツボ足に切り替え、そのまま山頂へ。気分この上もなく良い。
下降は、南斜面の谷に沿って行く。東面よりは広くて滑りやすい。広い雪面を大胆に滑り降りる。
傾斜が緩むとともに湯質が大きく変化する。いわゆるストップ雪が現れる。滑りを楽しむなら、もう2時間早く行動すべきか。
今滑り降りた大斜面を仰ぎながら昼飯。
ブス沼、カワクルミ沼とツリーランを期待したが、ますます重くなった雪に、スキーは全く走らず。それはそれで、春爛漫を満喫。
ほぼ毎年、同じように登り、同じように降りる。同じような写真を撮る。同じように喘ぎ、燥ぎ、合わないブーツを我慢する。スキーが下手だと嘆き、月山の森は最高だと独り言ちする。明日も同じように今日をくりかえし、日々を喰んで行く。それは楽しいからに他ならない。
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