2013年3月14日木曜日

スノーハイク@瀧山(2013.2.3)


 スノーシューを手に入れました。
 それまではカンジキ、それも木製のでした。わらじと一緒に、男山酒蔵の近くだったような記憶のある荒物屋さん、で買いました。今は、もう、無いのではないのかなぁ。駐車場になっていたような・・・?
 で、そのうち片方の輪が崩れ、使いものにならなくなり、直そうと思いつつ、ここ何年は、ツボ足で雪遊びをしていました。

 シェラトレーディングから買ったスノーシューはレッドフェザーというアメリカ製、アッセンブリも。アトラスなんかも中国製だから、こっちが良いと小関さんが言うので、これにしました。まぁ、そもそもアメリカ製にどんなステータスがあるのか不明でしたが、第三国製よりは良いだろうと思っています。

 使ってみて感じるのは、体重に合わせた浮力(サイズ)を選んだつもりでしたが、欧米人は足が長いせいか、思った以上にデカく、気を抜くと一方で片方を踏んでしまうこともありました。とは言っても、実は1回しか使用していないので、慣れてないからだと思ってます。

赤線は、この日の一週間後に大瀧を訪れたHITOIKI さんのGPSログ。
 この日、瀧山を、縦横無尽?に歩いてみました。
 姥神コースの入口から山頂に向かって右手の斜面に進み、大瀧コースの沢道を下に見ながら、山腹を進んでみました。進むにつれ斜面は急傾斜となり、併せて山腹は起伏が幾筋も走り、素直に前進できなくなってきたため、尾根筋伝いに登り返しました。
 姥神様までの、丁度真ん中あたりで登山道に戻りました。そのまま登山道を進み、乳母神様を過ぎたあたりで、もう一度、進行方向の右手の沢へ下降します。正面には大瀧コースの目標となる1199ピークが確認できます。

 ちょっと下ると氷爆が見えました。大瀧のハズはないけどと思いながら下り、左側へ巻きながら下から氷爆へ近づきました。
 大瀧上流の小沢の小滝と言った感じです。
 その氷爆から下流へ沢筋が形成されていますが、沢筋の先は大きく落ち込み、落ち込んだ先は広場になっており、そこには小規模のデブリもありました。その禍々しさに怖気づいてしまい、大瀧まで行ってみようかという気持ちもありましたが、これ以上の下降は断念し、トレースを忠実に拾い、登り返しました。

 戻った登山道は固く踏まれ、スノーシューが邪魔になり、ツボ足で登りました。
 1200mを過ぎたあたりから雪は乾き、枝という枝は霧氷を纏います。時より雲が切れ、青空が光を降り注ぐと、周りはコンストラストを強め、まるで林全体が嬉々としているかのようです。


 
 瀧山山頂に着くと、ゲレンデも社の周りも、遠い雁戸山も、そして茂吉の歌碑も、いつもと変わりなく雪に覆われていました。
 そう言えば新調なった神社と対面するのは初めてだったかも知れません。
 以前は、年に幾度と無く登った瀧山でした。
 子どもたちを連れてくるには手頃だったせいもあり、瀧山や山形神室は、よく登りました。懐かしいです。残念なことに、子等には山好きにはなってもらえませんでしたが、まぁ、これから色々なことがあって、山が必要になるかもしれません。その時、親父に連れられたことを思い出してもらえれば、つまり親父も一緒に思い出してもらえるだろうから、それはもう望外の喜びというものです。
 帰路は1199ピークに寄り道してみました。さすがに、こちらに足を延ばす人はなく、スノーシューの威力を十分に堪能しました。

 さぁ、春のうららの残雪登山。会行事を企画しますのでご参加お待ちします!


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