2014年8月10日日曜日

五百沢智也氏、昨年12月に逝去。

 五百沢智也さんが昨年12月に亡くなった。山渓3月号で知る。

 30年以上前、前野さん(職場の先輩です)が主宰する自然観察会に参加した時のゲストが五百沢さんだった。
 その時、五百沢さんはヒマラヤ仕様といった感のサングラス(眼鏡と鼻の周りが覆ってある)をしていて、実に玄人っぽい出で立ちであったが、西蔵王の放牧場周辺を歩き回る観察会にしてはちょっとやりすぎだなぁと思ったことだけ、今も覚えている。

 その後、五百沢さんの著書を読み、氷河研究や地形図のエキスパートであることを知り、山形市出身だということから何となく親近感を感じていた。


 80歳だったそうだから、お会いした時は50歳前の現役バリバリの頃だった。

 山渓に小さく載った写真からはお会いした当時の雰囲気は感じられないが、新幹線と思われる車中でベレー帽をかぶっている五百沢さんは実にダンディーで格好いいのだ。山屋というのは斯くあるべしなのだろう。

 山形の偉大な先輩のご冥福をご祈念申し上げます。

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