2012年9月23日日曜日

9月17日 御所山(船形山)・観音寺コース


 久々の山行は、鈴木幹事の希望で御所山(船形山)へ。
 日本二百名山に数えられるが、百名山ピークハンターの鈴木幹事は未踏とのこと。暑いので層雲峡コースかとも考えたが、手前の林道のことを考えると、やっぱり暑そうなので、ここはブナ林を行く観音寺コースが良いだろうと、東根から登ることとした。

 早朝5時集合で、6時ともなれば、もはや猛暑の気配が匂ってきそうであったが、東の奥羽山脈の稜線は、真っ白な雲に覆われていた。まるで掛け布団をかけたような感じで。
 今日のパーティーは、鞠子、鈴木、水野の山幹事に加え、初めて同行するMさんの4人。Mさんは、山大ワンゲルOBの本格派であるが、一緒に山に行く人、サークルを探していたということで、まずは、今回、お試し山行となったもの。こちらは、心強いばかりであり、ぜひ、サークルに入っていただきたいところである。

 登山口まで雲が降りてきており、小雨っぽい中を行く。涼しいというより肌寒いくらい。林の中は薄暗いほど。


 観音寺コースは、最上カゴ、仙台カゴと白髮山、楠峰の間を縫うように進んでいく。仙台カゴと楠峰の鞍部で展望が開く他は、ほとんどが林の中を下り基調で進むコース。立派なブナ林の中にある仙交小屋跡を過ぎてから、ようやく上りとなる。御所山の山頂に直接至る尾根に取り付く。尾根道なので、まっすぐに、ぐいっと登らされるが、一上りすると傾斜は緩るみ、一息入れながら先に進む、なかなか魅力的なコースレイアウト?になっている。再び登り始めると、どんどん傾斜が強くなり、道もえぐれ、手がかりが必要なほどになる。樹木はすっかり潅木となり、頭の上に木が無くなってくると傾斜も落ち着き、もうすぐ山頂。


 最後までガスは晴れず真っ白な中、何も眺望のないままの山頂へ。山頂付近は強風が吹き荒び、記念写真を撮るなり小屋に逃げ込む。

 先行者があり、昨夜は小屋に4、5人の宿泊あったとのこと。









 1時間ほど食事休憩し下山。その頃になると、結構な人が登ってくる。雲の流れは早く、時折、太陽も顔を出すようになる。いよいよ、下山という時に、黒伏山が姿を現す。層雲峡コース、クラビコースの尾根伝いの登山道も見え始める。

黒伏山



稜線の山道が尾花沢コース




キバナノイカリソウ

 天候は回復し、楠峰付近に至る頃になると、すっかり御所山が見える。


 栗畑で、最上カゴ側にちょっと登り返し、稜線に出る。仙台カゴの全体が見渡せる。御所山はずいぶん遠い。歩いてきたコース(地形)も辿れる。観音寺コースに行ったならば、ここはお薦め。


 帰りのブナ林は、木漏れ日が揺れ、そよ風が吹き抜け、実に気持ちが良かった。
 次は、紅葉の中、層雲峡を行きましょう。

2012年9月19日水曜日

飯豊 石転び沢

8月5日、恒例となった石転び沢から、百花繚乱の飯豊へ。
期待に違わず、素晴らしく、今年は、盛夏の花々を見られた。



沢右岸に咲き残っていたヒメサユリ



  夏山の朝                              ハクサンコザクラと北股岳 
                       

オアタカラコウと北股岳

 ミヤマナデシコと梅花皮岳                     タカネマツムシソウと大日岳
  



イイデリンドウ


 夏山の午後                              オオサクラソウ



コシジシモツケ